2010年8月15日日曜日

仙台育英(宮城) 10-7 延岡学園(宮崎)

序盤とられたら取り返すのシーソーゲーム、ファーストストライクからの好球必打。乱打戦の予感。

しかし中盤から試合が落ち着き始める。その中での育英、5回に同点に追いつく。

育英、田中の6者連続三振、ショート日野のすばらしいファインプレー。延岡も序盤のエラーは姿を消し、好プレーでピッチャーを助ける。

7回の攻防。まずは育英の攻撃。
送りバントの失敗も、木村の盗塁で2アウト2塁の好機を作る。
嵯峨が低めの球をうまくすくってレフト前へ。ランナーが3塁を蹴ってホームへ。同点か。。。
しかしレフトから素早い好返球が中継を通して返ってくる。クロスプレーはタッチアウト。

7回、延岡の攻撃。
三遊間を抜けようかという当たりに日野が飛びつき、一塁転送。ぎりぎりセーフ。くやしがる日野の姿に執念が見える。
しかし育英、田中も送りバントの小飛球に飛びつきダイレクトキャッチ。ランナーを進ませない。息の詰まる攻防。

8回、育英の攻撃
2アウト2塁のチャンスを作る。しかし延岡、二遊間を抜けるかという当たりを矢野の好補。すばらしいプレーが飛び出す。

延岡の攻撃。
1アウト1、3塁の好機。3番押川。
初球スクイズ。

田中のグラブトスで、ホームタッチアウト。遅れた打者の押川も1塁アウトのダブルプレー。

両チーム、1点が遠い。そして最終回へ。

9回、育英
1アウト1塁。ライトライン際の飛球に小代が飛び込んでアウトをもぎ取る。

延岡の攻撃。先頭の濱田がライト線へのシングル。濱田と木村が笑顔で会話を交わす場面が印象的に映る。
1アウト1、2塁、田中は三振、ファーストゴロでピンチを切り抜ける。

延岡にとっては2試合連続の延長戦へ。。。

10回、育英。
2アウトから、ヒットと、これまで好補を見せていた矢野のエラーでスコアリングポジションも、後が続かず。

延岡の攻撃。先頭の俊足矢野が出塁。1アウト2塁のチャンスを作り出す。1打サヨナラ。田中にとっては苦しいイニングが続く。長池を三振に打ち取り、押川との勝負。1、2塁間に転がる打球をファーストがキャッチ。ベースカバーに走り込む田中に送球。間一髪アウト。すばらしい連携。

11回、育英。
1アウト1塁。ここでアクシデント。ファールフライを捕りにいった中嶋が負傷。試合が中断する。

延岡の攻撃。
田中は先頭打者を三振に。そして坂本。あれだけ苦しだ表情を見せていた田中の顔に笑顔が。坂本を三振にしとめる。120球を超えても低めに制球されたストレートと変化球がすばらしい。
そして、くるべきときが、、、矢野の打球は三塁ファールフライへ。。。井上ががっちりと掴み、ゲームセット。

今大会、攻守ですばらしいプレーが両チームに飛び出した、一番のゲームだと感じました。

10分ほどの中断の後、拍手とともに中嶋がグラウンドへ。

坂本が3番を三振。4番はセンターの守備位置による好プレーでピンチを凌ぐ。

延岡の攻撃。ランナーを出すも、嵯峨の前に盗塁失敗となり、チャンスを逸する。

12回、育英。
木村。1塁ベースに打球が当たりファーストの頭を超えていく。育英はファーストの守備に就かせていたエースの木村に代走を送り、勝負にでる。そして田中。田中が三遊間を破り、自らチャンスを広げる。高田が遊撃に打球を飛ばすも、ホームにスタートを切ったサードランナーに誘われてバックホーム。しかしサードランナーは帰塁し、フィルダースチョイス。1アウト満塁のチャンス。ここでまたもアクシデント。田中が2塁スライディングの際に足を痛める。も、すぐに試合再開。

日野がチャンスに答える。二遊間を破るヒット。ショートが懸命にグラブに当てるも、その文球速が落ちて、ランナー2人を迎え入れる。勝ち越し。ホームで抱き合う田中が印象的。そして佐々木。その初球。スクイズ。しかしバットに当てるのが精一杯。しかし追い込まれた後にレフトへ犠牲フライ。3点目。

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