2010年6月9日水曜日

ラヂオの時間(DVD) / 三谷幸喜

三谷作品はイイですね。。。小さな世界で壮大な物語が展開されます。。。今回もまた、スタジオという狭い世界。。。ですがラジオという全国規模の媒体を中心にイメージを大きく広げることができます。

■音作り
昔は音は自分で作る。自分で考えて、音にする。。。うん。その通り。

■ラジオの世界は無限
音から想像すれば、ひとそれぞれ見えるものが違うし、いくらでも広げられる。。。情報がないのに、すごい可能性を感じます。最近は情報にあふれている。それも必要なもの以外の方が圧倒的に多い訳で。。。これをみると、少ない情報でも勝負できる。そう思わされます。

■ワンカット・ワンシーン
三谷さんは舞台をメインに脚本を書いていたようなので、カット割りを考えるよりも得意なワンカット・ワンシーンにこだわるようです。それが有頂天ホテルなどのような大きなセットでのカットにも生きているようです。得意なことで勝負する。そしてそれが他の誰にもないもの。。。こだわりも大切です。

○いいなと思ったところ。
・ラジオという想像
・ドナルド・マクドナルド
・唐沢寿明

○ これはちょっと、、、と思ったところ。
・本当に放送されてるの?なんとなく、セットへのこだわりとかなのか、ラジオを聞いている人がトラックの運転手という設定以外にないのが、残念。いろいろな人の生活を垣間見えてもいいのかな、なんて。

またみたいです。いやされます。

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