2010年4月4日日曜日

秋期限定栗きんとん事件 上/下

春季限定いちごタルト事件、春季限定トロピカルパフェ事件に続く第3弾。巷ではタイトルスイーツはマロングラッセとの噂もありましたが。。。栗きんとん。これはこれで好きです。

今回は小鳩くんと小山内さんの関係が。。。という感じで少し新鮮さがあります。事件性は相変わらず日常的なような非日常的なような。。。連続放火事件は?

●ミステリー?

 頭の回転が悪い自分にはちょうどいい感じの内容。ただしミステリー?って感じ。
本題の謎解きを小鳩くんが解決し、なるほど!と思ったところで、さらに小山内さんの行動の謎も解ける2段落ち的な構成で、それが結構楽しい。

●複数視点による進展

 今回は2人の視点で交互に同一事件の話が進展していく。あまり本を読まない自分には新鮮に感じました。割と話がとびとびになっていて、気づけば1年経ってしまう。

●観察、整理

 やっぱり観察って大事かなと思わせる。さらに観察で得られた情報の整理も。。。本題の謎解き用の情報は隠されている部分もあるが、その他の小さい謎に対する情報は完全に露出されているので、自分も一緒に考えてしまう。。。しかしわからない。。。ことが多いです。。。


通勤中にで読むには手軽な200ページくらいのボリューム。読んだことない人にはオススメな一冊です。一度でいいから、「これは×××で片がつく」と思ってみたい。

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