2010年10月20日水曜日

アプリ申請手順

1.アイコンの用意

以下、2つのアイコンサイズが必要です。またそれぞれは形式に注意する必要があります。
57 x 57(PNG)
512 x 512(JPEG)

2.スクリーンショットの用意

App Storeで利用するスクリーンショットを用意します。これも形式に注意します(JPEG)。オーガナイザから取得するといいと思います。

3.Distributionビルド

Distributionでのアプリビルドを行います。


3.1.Distribution Certificateの作成

メンバセンター → iOS Provisioning Portal → Certificatesに移動します。ここで前回のDevelopmentタブではなく、Distributionタブを開きます。ここで前回のキーチェーンアクセスで作成した証明書を利用してDistribution用のCertificateを作成します。

作成し終わったら、ダウンロードしてダブルクリックでインストールします。インストールしないと次のプロビジョニングファイル作成が行えません。

3.2.Distribution Provisioningの作成

同様にProvisioningに移動して、Distributionタブからプロビジョニングファイルを作成します。Developmentで作成されたプロビジョニングファイルと同じProfile Nameは利用できないようです。

作成し終わったら、ダウンロードしてオーガナイザに登録します。

3.3.プロジェクト設定

ビルド前にいくつか設定を行います。

3.3.1.plist設定

とりあえず、以下を確認しておくとイイかもしれません。
・Bundle Display Name:iPhone上では10文字以上は省略されてしまうので注意。
・Icon file:アイコンファイルを設定します。
・Localization native development region:japanでもなんでもいいようです。
・Bundle Identifier:App IDで設定されたものを適切に設定しないとビルドできません。
・BUndle Version:アプリのバージョンを指定します。

3.3.2.プロジェクト設定

XCodeのプロジェクト → プロジェクト設定を編集から構成タブを開きます。ここでReleaseをコピーしてDistributionなどの新しい構成を用意しておくと便利です。用意したら、ビルドタブからコード署名IDを先ほど作成したDistribution用のプロビジョニングファイルを設定します。

3.3.3.ビルド

ビルドターゲットをDeviceとDistributionに変更し、ビルド → ビルドでビルドだけ行います。

3.3.4.圧縮

作成されたアプリを圧縮します。アプリはプロジェクトディレクトリ以下のbuild → Distribution-iphoneos → xxxx.appを右クリックから圧縮を選択して作成します。

ここで、xxxx.appは拡張子が表示されていない場合があります。そのときはxxxxになります。(xxxx.app.dSYMではないほうです。)

また、Distribution-iphoneosディレクトリもDistributionプロビジョニングを適用した構成フォルダ以下にあるappファイルを選択することになります。


4.iTunes Connectからの申請

DevCenterなどのリンクからiTunes Connectにアクセスします。Manage Your Applicationsをクリックして申請ページに移動、Add New Applicationをクリックします。

4.1.New Application

  • Primary Language:日本だけでの公開ならJapan、いろいろな言語圏で公開したいならEnglishにします。
  • Company Name:おそらく、最初の登録がすべてになる気がします。

4.2.App Information

  • App Name
  • SKU Number
  • Bundle ID

4.3.Rights and Pricing

  • Availability Date
  • Price Tier
  • Discount for Educational Institutions

4.4.Version Information

  • Metadata

  • Version Number
  • Description
  • Primary Category
  • Secondary Category(optional)
  • Keywords
  • Copyright
  • Contact Email Address
  • Support URL
  • App URL(optional)
  • Review Notes(optional)  

  • Rating

  • EULA
  • Images

4.5.Application Loader
諸情報を入力し終わるとApplication Loaderをダウンロードする画面に遷移します。バイナリのアップロードをこれを利用して行います。アップロードするIDを選択して、バイナリを選択するだけです。


5.リジェクト時の再アップロード
StatusがRejectedの赤いアラートになっていると、Application Loaderからアップロードできません。iTuens Connectから再アップロードを宣言し、StatusをWaiting For Uploadの状態にしてからApplication Loaderを利用します。

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